YAYU
鹿児島出身、福岡在住のアートクリエイター。
2019年カナダへの留学を機に活動開始。
日常で感じたことや空や花など自然から受けたインスピレーションを、カラフルポップな世界観でデジタル・アナログ両方の視点から表現している。
みてくれた人たちへ少しでも何かしら背中を押してあげられるようなそして、寄り添いのあるメッセージ性を伝えられる世界観を大切に作品を制作している。
定期的に商業施設や百貨店などでpop upのイベント、個展開催を行いグッズ販売など自身のオンラインショップを運営し、Instagram中心に活動中。
この道を選択したきっかけ
私がこの道を選んだのは思い悩んでた18歳の頃。
地元の鹿児島から大学進学のために徳島へ出たのがきっかけでした。
養護教諭になりたいという思いで決めた心理学科のある大学ですが、入学して数ヶ月、、、
言葉に表せない違和感を覚えるようになったのです。
初めは入学したての環境に慣れていないだけ、気のせいだと自分をなんとなく誤魔化しながら過ごしていた大学生活だったのですが、初めに感じた違和感は大きくなっていくばかりでした。
もがきつつも何かしらの答えが欲しかった私は、自分を知るための時間を増やし、
大きくなった違和感と初めて向き合うことで、やっと今の道へ繋がる、心ときめく感覚と出会うことができたのです。
学生時代の私のように違和感を持ちながらも、その違和感の正体に気づけず日々を過ごしてる人は意外と多いのではないのでしょうか?
当時、自分の中にある気持ちを言語化することは今よりも難しく、
あの時の試行錯誤のおかげで、絵であれば感じたままの気持ちを反映させることができると気づくことになります。
答えが無く制限の無い表現の面白さは、私をクリエイティブの世界へ導いてくれました。
そして海外へ
それから一度きりしか無い人生を後悔しないために大学を中退。
心惹かれた海外アートの世界観に触れるため、1年半後の海外留学を決心。
・自分探しの旅
・ストリートアート、美術の鑑賞
・個展を開く
この3つをテーマにカナダ・トロントに飛び立ちます。
約10ヶ月の語学学校生活、約1年間のカフェで働いたバリスタとしての生活。
そのどれもが、今のYAYUとして活動する基礎の部分を強くしてくれました。
海外生活も慣れてきた頃、カフェのオーナーにお誘いいただき
あれよあれよという間に初個展を開催することになったのです。
売れ行きも反響も良く、思いもしなかった結果に
嬉しかった気持ちと少しの自信が、これからも頑張りたいことだと気づきをくれた出来事になったと感じています。
約2年過ごしたカナダという国は、一人一人の個性を大切に扱う多国籍の国でした。
影響と変化
日本にいた頃、みんなと同じであるべき。というような風潮を強く感じていた私は、カナダでの生活を元に人としてのあり方や、人は違って当たり前という考え方に大きく影響されました。
何より自分という存在に自信を持っても良いと気付けた経験は、いまだに私が描く絵の世界観のテーマの一部になっています。
本や音楽、映画が誰かに影響を与えるように、
わたしが経験した出来事も、絵を通してみた方へ何か伝えるパワーがあると信じています。
生きていると楽しいことばかりでは無く、時に苦しさや悲しさなどを伴いますが、どんな出来事も捉え方は本人次第です。
これは私が行き詰まった時も捉え方を変えて、より良い選択ができた経験があるからこそお伝えしておきたい一例です.・⭐︎
わたしもまだ歩んでいる途中ですが、この記事を読んでくださった方が人生において少しでも納得のいく形で何かを見つけるヒントになれば嬉しいです…!
私YAYUも当時から大切にしている思いを胸にこれからも活動し続けていきたいと思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。