スペインでのサッカー留学-挑戦を考える学生へ
今回は、2022年からスペインへサッカー留学をしているRさんに取材しました。サッカー留学に興味がある方や、海外挑戦を迷っている方に、少しでも勇気を与えられればと思います。
ぜひ最後までご覧ください!
サッカー留学までの道のり
Rさんが海外留学を考えるようになったのは、高校3年生の頃。兄が海外でサッカーをしていた影響を受け、「自分も海外で挑戦したい」と思うようになりました。高校卒業後、新たなスタートを切ろうとしていたRさんでしたが、新型コロナウイルスの影響で夢の実現は先延ばしに…。「この状況で本当に自分のやりたいことができるのか?」「そもそも、留学してもいいのか?」思うように前進できず、悩む日々が続きました。それでも夢を諦めず、高校卒業から2年後、ついにスペインでのサッカー留学をスタート させました。


スペインを選んだ理由
Rさんがスペインを選んだ一番の理由は、 「サッカー=スペイン」 というほどサッカーが盛んな国だから。「ゴールを決めた瞬間が一番楽しい」そう語るRさんにとって、スペインは 最高の環境 でした。チームの仲間に必要とされている実感を得ながら、日々プレーできることに大きな幸せを感じています。
実際にスペインでプレーする中で、自分の成長を強く実感できたと言います。また、留学前は「海外生活は未知の世界」と感じていたRさんですが、困難を乗り越えていく中で、自立心やコミュニケーション力が大きく成長したと振り返ります。
さらに、さまざまな国の人と交流することで、文化の違いから多くを学び、良い刺激を受ける機会が増えたそうです。
海外生活で感じた苦悩
① 言語の壁
「想像以上に大きかった」と語るのが 言葉の壁 です。サッカーの戦術を理解するのに苦労し、自分の気持ちをうまく伝えられないもどかしさを感じることもありました。
② 生活習慣の違い
スペインの生活スタイルに慣れるまで時間がかかり、特に 「湯船がない」 ことに苦戦。疲れをしっかり取れず、体調を崩してしまったこともあったそうです。
③ シェアハウスでの価値観の違い
留学中はシェアハウスで暮らしていましたが、ルームメイトとの 文化や価値観の違い から、お互いを理解するのに時間がかかりました。
④ 孤独感
特に留学当初は、言葉が通じないことによる孤独感が大きく、「留学前にもっと言語を勉強しておけばよかった」と痛感したそうです。海外生活で感じた苦悩初めは、言語の壁が想像以上に大きかったことです。自分の思いを完璧に伝えられないことや、サッカーをする中でも戦術を理解することなどに苦労しました。サッカー以外の後上生活の中でも、スペインの生活スタイルに慣れることに時間がかかり、お風呂で湯船がなく疲れが取りづらく、体調を崩してしまいました。シェアハウスをする際のシェアハウスメイトとの感覚と価値観の違いがあり、お互いを理解することに苦労しました。、留学してすぐは言語ができないことの孤独感を何よりも大きく感じていたので、留学する前にもっと言語を勉強しておくべきだったと思いました。



最後に
それでも、Rさんは 「海外留学をして本当に良かった」 と言います。今後の進路についてはまだ模索中ですが、「海外でもう少し挑戦したい気持ちもあるし、海外経験を活かして日本で活躍したい気持ちもある」と、これからの可能性を広げています。「少しでも海外へ行きたい気持ちがあるなら、挑戦したほうが絶対にいい」もちろん、苦労や壁にぶつかることもあります。しかし、それ以上に得られるものがたくさんあるーー。そんなRさんの言葉が、これから挑戦する人の背中を押してくれるはずです