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福岡ダンデライオンの合宿を見学⸺車いすラグビーの魅力を知る

福岡みらい病院で行われた車いすラグビーチーム・福岡ダンデライオンの合宿に伺い、間近で選手たちのプレーを見て、改めてこの競技の奥深さと迫力を実感しました。

パラスポーツの中でも、車いすバスケットボールは特に有名ですが、車いすラグビーも実際に観戦してみると、その迫力に圧倒されます。選手同士が激しくぶつかり合い、それぞれの役割を全うすることで試合が展開される、非常にダイナミックなスポーツです。

「パラスポーツ」と聞くと、特別なスポーツのように思われがちですが、実際は「車いす」という道具を使っているだけで、他のスポーツと同じように純粋にスポーツとして楽しめ、誰もが熱くなれる競技だと感じました。

車いすラグビーでは、選手の障がいの程度によって点数がつけられ、役割が決まっています。例えば、スピードやターンを活かしてボールを前に運ぶ攻撃の役割や相手をブロックしたり、味方の進路を作る守備の役割。ポジションごとの戦術がしっかりと確立され、競技性が非常に高いスポーツです。ルールや戦術を理解すれば、観戦していてもとても面白く、見応えがあります。

フランスなどでは一般のラグビークラブと車いすラグビーチームが併設されていることが多く、チーム数も多いため国内リーグが成立し、選手や審判が継続的に試合経験を積める環境が整っているといいます。一方、日本は全国に約10 チームでリーグ制がなく、各チームが同じ大会に向けて調整する「部活動」のような形式が主流。そのような他国と環境の違いがある中でも、パラリンピック・リオデジャネイロ大会と東京大会の2 大会連続で銅メダルを獲得、そして昨年のパリ大会では金メダルを獲得するほどの実績があります。

その中でも福岡にチームがあることは、多くの人に知ってほしい事実です。今回の合宿では、昨年のパラリンピックで金メダルを獲得した草場選手が、実際にメダルを見せてくださいました。もっと多くの人にこの競技や選手たちの活躍を知ってもらいたいと感じるほど、この競技には魅力が詰まっています。パラスポーツに興味がある人も、そうでない人も、ぜひ一度試合を観てみてほしい⸺。そう感じた、貴重な見学体験でした。